「しろ」
おはようございます。
超大国アメリカ。
そのホワイトハウスのことです。
実は、建物の色は、始めから白ではなかった。
という話です。
その昔、最強の英国と「独立」をかけて戦った時期がありました。
ドイツやフランスや、スペインが応援してくれたお陰で、何とか「勝利」できました。
まさに激戦でした。
実際に猛砲撃を受けたので、黒くすすけた建物となっていました。
このままでは、格好が良くない。
どうしよう。
独立の式典までに修理は間に合うのか。
そこで、慌てて、すべてを「しろく」塗ることにしたのです。
なりふり構わぬ応急処置。
しかし結果は、評判も良くその後の建て替えも歴代「白」になりました。
結果、いつ見ても威風堂々の「ホワイトハウス」
日本では、白は、古来より「無彩色」とされてきました。
「清浄潔白」に通じることから、神聖視されていたようです。
朝廷での冠位十二階での冠の色は、、白が最高位の天子の色とされてきました。
恐れ多い話ですが、
近年では、この無彩色「白」が、額装でも、多く用いられています。
鈴木英人先生の作品等を額装させていただいたものです。
やっぱり天子の色だけあって、白は、高貴な魅力がありますね。
額装の㈱アート・コアマエダ(店主)