されどパネル額装
久しぶりの投稿になりました。
昨日、都心の画商Y社長様と歓談。
その時のテーマです。
最近は額縁を使用せず、枠の無い展示方法が多くなりました。
その代表としてパネル形式があります。
職業柄、額縁で飾っていただく方がありがたいのですけれど
絵画の進化と建築様式の変化には順応するしかありません。
いやあ、本当にパネル形式での展示が多くなりましたね。
「一過性の流行のようなものですよ。」
「今だけですから。」
と捉える人もおられますが。
弊社もしっかりと「パネル額装」のノウハウを蓄積して参りました。
パネルの素材の選定。
作品をベニヤのアクから守る技術。
長期間のねじれ対策。
金具の取り付け方。
作品の巻き込み方。
簡単に思えますが、多くの隠れ技術が必要となります。
初期の頃は、いろいろと失敗もしました。
もちろん、今は大丈夫です。
額縁製作以上に自信を持っています。
(いや、それは言いすぎですね。額縁と同じくらいに自信が…)
パネルを額縁で囲い込んだり、アクリルボックスにはめ込んだりもします。
応用分野も広がりました。
コーナー
中サンの組み合わせ
大型用のボルト接続
昨日も先のY社長様より41点のパネル額装の仕事を申し受けました。
そのうち2点は、約2メートルの大型です。
来週末が納期ですから、急がねばなりません。
風邪をひいている暇など、なくなりました。
皆様もどうぞご自愛くださいませ。
「されどパネル額装」のエキスパート 額縁の㈱アート・コアマエダ