一冊集中の


こんにちは、急に寒くなりましたね。

さて「本を読む」は秋に限るなんていうのは、昔の話。今どきは、いつでもどこでもタブレットでもできてしまいます。雑読は、読むほどに知識量も増えますし、小説からも未知の体験が得られます。

それとは少し違う難い本の効用の話。世の成功者といわれる著名な経営者も、一書を何度も繰り返し読むことを実践しているといいます。明治の思想家もそのような言葉を残しています。

繰り返し読み返すことによって、何が起こるのでしょうか。

一度読むことによって頭に入ります。暗唱するほどにもなると、記憶中枢に焼き付きます。遂には、骨や肉にもなり、そして体内の肝へ沈殿してゆくというのです。

肝硬変にでもなりそうな怖さもありますが、そこまで読み込めば高貴な人格者や経営者にもなりうる、と彼らは考えていたようです。

余談ですが、小生には海外に住んでいる家族がいます。そのうち十代の孫娘だけが、先日一時帰国して我が家に滞在しております。来年、欧州へ再留学すると言っていますが、それまでは、我が家の花。お陰様で笑い声が絶えません。

私は孫にはこの類の難しい話はしません。まだまだ固まってほしくないからです。


ここで、おすましをした、かわゆい作品が登場。どうですか。 白のオーダー額装です。
     
額装の㈱アート・コアマエダ(店主)