今年の「流行色」を探る


こんにちは。寒い日が続いています。老齢軟弱、今の小生にはかなり堪えます。

お元気ですか。

先日ご挨拶に来られた舟木商事㈱の舟木社長さんに、額縁の形や色について質問しました。昨今の海外における流行り、つまり流行の事情はどのようなものかと。

以下、丁寧にご教示いただきました。

形はシンプルが主流で変化なし。イタリアでの色の傾向は、グレー系だそうです。海外のインテリア雑誌を見ていても「なるほど」と心当たりがあります。次いで「若草色」。これも同様に納得できました。

話を広げて聞いてみるとシャービーシックな仕上げも最近多用されているといいます。少し汚れたようなぼやけた「アンティーク調」。アメリカ市場でも同様の傾向があるそうです。

大変参考になりました。新しいカラー試作にも加えたいと考えています。

弊社での流行色は、写真のような色です。



アートワークは別の分野になりますが、大型ホテル等の場合の主流は木地色(素材の色)か、玄黒。次いで茶系の黒でしょうか。無垢の白も多いです。あくまでも弊社の場合ですが、そんなトレンドを感じます。
 
額縁の色は家具の流行事情にも密接に関係しているので、そのあたりの研究をもっと深めていきたいと思っています。洋服のファッションカラーとの関連性もあるのでしょうが、この辺りは不見識なもので未だよく解っていません。

スタッフと「謎解き」や「分析」を話材にしてワイワイやっています。

  今年の流行を予見する  額装の㈱アート・コアマエダ(店主)