季節の異変
こんにちは。朝から黒い雲が低く垂れこめていました。予報どおりの瞬間的ゲリラ豪雨。
皆様は、大丈夫だったでしょうか。
小生は、傘を車に置いたまま役所へ入り、車へ向かう駐車場の中ほどで直撃されてしまいました。日頃の行いには誰よりも自信があると思っていたのですが、ゲリラ豪雨には敵いません。
車まであと少しの所、間に合いませんでした。普通の人ですと、小走りで10秒くらいの距離なのでしょうが、小生は脚が悪いので、1分近く掛かります。慌ててつまずいての二次災害は回避したいところ。必要以上に慎重になりました。役所の出口まで戻ろうかと振り向いたのですが、ちょうど中間点だったのでそのまま・・・。
普通は本降りの前にパラパラの助走があるものですが、今回はいきなりメインの雨。
車内に、たまたま大きいタオルが一枚あったので助かりました。空を睨みながら、服にしみた雨をたたくようにして拭いました。
その後、遅れた昼食をとる為に所沢近くのうどんの専門店に入りました。「山田〇〇〇」というお店ですが、入り口に張り紙があります。
「天井のツバメの巣に注意してください」
(おっと)
ゆっくりとドアをオープン。確かに天井に巣があります。3~4羽の赤ちゃんらしき鳴き声。下を見れば糞の塊が点々と。それを確認した頃から、ようやく心が穏やかに落ち着きました。
ツバメは、水田の稲の害虫を食べてくれる益鳥。子供の頃には、もっと多くのツバメが飛び回っていました。特急列車に「ツバメ号」などと命名されていた頃もありました。そして鳥獣保護法ができる前から、この鳥だけは、大事にされていたように思います。軒先に巣ができるということはその家の繁栄の証であり、縁起が良いといわれて、酒屋さんとか、お米屋さんでは、特に歓迎されていました。
この説の流れからすると、このうどん屋さんも繁栄が約束されたことになります。店員さんとその話をしました。
・・・期待しているそうです。
正直な店員さん。
「弊社工場もあやかりたい!」しかし、今のところ飛来の兆候はなさそうです。来てほしいような、無理しなくても良いような・・・。
今年は梅雨前線が活発です。気をつけましょう。
額装の㈱アート・コアマエダ(店主)