花火の華の風
日差しが強く、眩しさを感じるこの頃です。眼を細めて「こんにちは」。
お元気ですか。
先週は、恒例の花火大会に行ってきました。新潟県南魚沼市です。
打ち上げは、夕方7時半から9時まで。その前に温泉に入って、食事を済ませてから会場に入りました。少しほろ酔い気分での鑑賞。
会場は、山と山との谷あいで、特殊な地形。それだけに音響効果がすごいのです。
晴天の夕方。空気は乾燥しています。風の流れもほどほどで、近年にない最高の条件。火薬のニオイも籠らない。打ち上げる前に、その都度スポンサー名がマイクで放送されます。市民の有志の方々や、地元企業スポンサーが、資金を出し合って花火大会を盛り上げている。その気持ちが伝わってきます。
「真剣に見なきゃ!」
昨今の花火は非常にカラフル。形も多彩。ハート形や複雑な幾何学模様もありました。幅100メートルの「ナイアガラの滝」仕掛け花火も素晴らしい。
「ひゅーん」から始まって、「ドン」「パリパリパリーン」と乾いた音。「ドッカン」と一発、腹に響くような重低音が時々混ざります。そこへ、スターマイン(速射連発花火)の盛り上がり。
光に少し遅れて、顔面に大音響が直撃。受ける風圧は、かなりのものです。「きたぞ、きたきた」と口角も上がり、気分は最高。なんだかんだと血が騒いだ花火でした。
足が悪いのでご配慮をいただき、堤防の最前列椅子席で鑑賞させていただきました。幸運の特別席です。招待していただいた野澤さん(アールビバン㈱の創業者)に大感謝しつつ、翌朝帰路に着きました。
聞いたところによれば、一発で何万、何十万円もする花火だそうで・・・。
実に贅沢な「夕べ」でした。楽しませていただいてばかりでは、罰が当たります。
さあ、来週から仕事も本気で頑張るぞ、と・・・。
額装の㈱アート・コアマエダ(店主)