額装&「スタッフの決意」
新年あけましておめでとうございます。
2025年、今年もどうぞ宜しくお願い致します。
今年の美術業界も、早々に個展など活発な動きが始まっています。
楽しみな一年になりそうです。
今更ですが、現代アートについて調べてみました。
ちょうど美術の中心が、パリからニューヨークへ移った頃が始まりのようです。
1970年代頃が境目という説もあります。
美術館の壁も真っ白に塗られるようになりました。
それになじむ作品へと変化したとも考えられます。
以上のごとく、この頃からの作品が、コンテンポラリー(現代アート)。
額装も同様に変化しました。
デコラティブな額縁は、徐々に姿を消しました。
昨今の現代アートの額装は、以前の近代アート額装に比べてシンプルです。
変化した建築様式の影響も大きいと考えられます。
今風の建築の特徴は、シンプル直線に加えて超平面化ですから・・・。
額装もこれに呼応しているかのようです。
アクリルボックスの額装も近年では増加傾向にあります。
コレクターから、いただくご要望は、
作家の表現意志を額装で活かしてほしい。
室内環境との調和を考えてほしい。
今風の新鮮なデザインを摸索せよ。
いずれも簡単ではありませんが。
ご要望に対しては、矛盾に混乱しつつも常に真剣勝負。
新時代の額装提案にまた一歩前進させていただく決意でございます。
変わらないご指導の程、宜しくお願い致します。
額装の㈱アート・コアマエダ(店主)