雪の日の額装
こんにちは。
久しぶりに雪が降りました。
さすがに、寒かったですね。
冷えた指先で、シャッターを切りました。
弊社工房の入り口付近から眺めた駐車場の残雪景色です。
特段の意味はないのですが、晴れた日との比較を試みました。
折りしも雪の日に「しろい額装」
コンテンポラリーアートは強烈な個性派が主流。
それには、白い額装が似合います。
一見、主張のない「白」ですが、
個性的な作品を無難に囲い込む力があります。
工房スタッフの感想では、
白い縁は、総じて「難しい」と。
その前に、簡単に工程をお伝えします。
最初、長方形に組まれた土台の木の上に胡粉を薄く塗り固めます。
何度も重ねて塗り、自然乾燥。
まだこの状態では、小さい凸凹が無数にあります。
次に表面を平らに磨き込みます。
細かいサンドペーパーでひたすらに・・・。
力を入れすぎてもいけません。
言葉では、うまくあらわせませんが、
こころを込めて「優しく」です。
ここがキモですかね。
最後工程の塗装は、
雪のような白さと手作り感を目指して着色します。
乾けば、いよいよ額装です。
お陰様で今日も、よい額装ワークができたと思います。
スタッフの皆様、
お疲れ様でした。
工房の外はまだ寒そうですが、心は、満たされた気分です。
額装の㈱アート・コアマエダ(店主)