病は人を変えるか。
こんにちは。
お元気ですか。
さて、先月末頃のことです。
難病を乗り越えたばかりの同業の先輩と再会する機会がありました。
ほぼ七~八カ月ぶりだったと思います。
薬の所為でしょうか、頭髪は、白くなり体型は、かなりスリムになっておられました。
でも以前よりも顔の色が良い。
好きだったゴルフもお酒も今は、やめておられるそうです。
都心ホテル、ロビーの喫茶に同席させていただきました。
そこでのテーマは「闘病生活」と「226事件と人工知能」
だった気がします。
いつものようにユーモアが満載。
統一感のない不思議な話題の流れでした。
「アートビジネス」の話は、今回はありませんでした。
ゴマをするようですが。
この先輩は、頭の回転が速くて能弁です。
義理人情にも厚いです。
我々後輩への面倒見も良くて一定の人気はある。
しかし、折々に性急な面があり、間違いとわかっても自論は曲げない純粋人間。
本人も認めるほどですから間違いないと思うのです。
味方にすれば心強いのですが、敵には、したくないタイプ。
ところが、今回の闘病後は、
周りの人達への感謝の言葉が、ボロボロと出てきました。
ボロボロとです。
この日も、小生に対しての細やかな気遣い。
頑固だった自論は、易々と撤回する。
それまでの先輩とは、まったく違っていました。
それに目が、優しくなっておられた(笑)
まさに「病」は、人を変えてしまうことがあるようです。
以前の様に頑固でユニークな先輩に戻っていただけるのは、いつのことか。
待っているのは、自分だけでは無さそうです。
このブログについては、前もって先輩の許可を得ましたが、
言い過ぎたところは、ご容赦ください。
そして、またお会いできる日を楽しみにしています。
もう、まもなく春が始まります。
額装の㈱アート・コアマエダ(店主)