ご近所散策㉖ -小平市平櫛田中彫刻美術館-
この前の久しぶりの首都圏降雪は大丈夫だったでしょうか?
最近は幾分寒さが和らいだ気がして嬉しいです。
こんにちは、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回お邪魔した場所は「小平市平櫛田中彫刻美術館」というところです。
私は美術館といえば絵画かなぁと思っていたわけなのですが、今回改めて彫刻というくくりの中でアートを堪能することができて本当に良かったと思いました。
諸々の諸事情により閉館時間30分前に滑り込みで入館したという感じになってしまいましたが、それでも平櫛田中氏の作品と人物についての魅力を感じることができました。
それほど素晴らしさが沢山あったということでもあります。
念のため受付の方にお伺いしてみましたが、やはり館内は撮影禁止ということだったので、頂いたパンフレットだけ掲載。
なんとこの日は企画展最終日でした。
国立劇場にある「鏡獅子」を制作した作家として知られているようです。
満107歳での大往生という長きにわたる人生の中で、100歳を超えてもなお創作活動に勤しんでいたという。
当時の男性長寿日本一だったそうです。
実際に今回の企画展を拝見したところ、作品の大半は人物の彫刻で占められていて、偉人や老人などの彫刻が妙にリアルで目を引きました。
彫刻といえば何かノミとゲンノウを駆使して彫る… のようなイメージですが、平櫛田中氏は「星取り法」という彫り方で、ちょっとしたスタンドのような器具を使って彫るということで大変興味深いものでした。
ちょっと昔の技術なのですかね。
館内にはその器具も展示されていて説明もなされていましたが、悲しいことに私にはよく理解できませんでした。。
いつか彫刻家になる日がきたとしたら「星取り法」をしてみたいと思います。
こう言ってしまっては身も蓋もありませんが、ネット検索すると沢山情報がありますのでご興味のある方は見て損はないはずです。
ちなみに、併設されている記念館は改修工事のため一部見学できないエリアがあるそうでのでご注意を。
額装の㈱アート・コアマエダ(スタッフ石部)