小品 パステル画

      創作額縁の日誌

      パステル画 小品(お父様の遺品) 4点
      作品の紙が曲がっている。
      作品に余白が無くギリギリです。

    お客様のご希望は、「シンプルで豪華。」
             「飾る場所、玄関 白壁 和風」
             「お任せの創作額縁を希望」

    小品ですから額縁とマットの見付幅には、特に注意。

    ご提案内容を社内で再協議。  
                   [ シンプルで豪華]をどう理解するか。
               「うーん」
          10センチの短い棹サンプル造りからはじめます。
          まずは銀から
          銀とのマッチングは、作品が冷たく感じますね。
          金と比較してみます。
          金は、光沢が邪魔かな。
          でも金の方が 豪華で作品にあいますね。
        再協議
           福士さん(箔技術者)の 意見が尊重されました。
           金にして軽くかるく いぶすことに。
           なるほど光沢が消えても これなら大丈夫だ。
           作品ともなじみます。
         よしっ
           でもこのままでは細すぎるな。
           外側にカマボコ形状の細い木地を組み合わせてみよう。
           いや これじゃあ駄目だ 太すぎるよ。
           カマボコの幅を半分にしろよ。
             
           うーん これでいいかな。
           やっと 池端専務の作業伝票の許可が出ました。

           マットは、 特厚マット(8ミリ) 布張り フランス仕上げ。
       

パステル画額装



        後で聞きましたが、またまた超過分なお褒めをいただきました。
        ブログ掲載の許可もいただけました。

        ありがとうございました。

            明日もイブシ金   額縁の㈱アート・コアマエダ