純粋な心


こんにちは。ムシムシする暑さですね。梅雨の季節ですが、お元気ですか。

さて、今週の額装です。

作品の中のポイントになる色に着目。これにフレームの色を合わせると単純にうまくいくことがあります。マットの内側窓のところにも同系の色を着けると、一層調和してきます。反発色が似合う場合もありますが、それは、また次回にご紹介をさせていただきます。



さて、事務所の小さな本棚から久しぶりに手に取った一冊。折り曲げてあったページを開くと、何度も読み返したはずの文章が出てきました。

澄んだ純粋な心には、真実が見えます。しかし利己心に満ちた「こころ」には、複雑な事象しか見えないのです。・・・・物事をあるがままに見ることのできる純粋な心を持つように努力すべきです。利己的な欲望にかられた目には、単純な問題でさえ非常に複雑に見えてしまうのです。


尊敬する稲盛和夫さんの言葉でした。名経営者でもあり、偉大な指導者だと思います。

小生の周りに時々起きるトラブル。複雑に見えてしまうのは、「小生自身の心の反映でもある」ということになります。「私は超凡人」これも事実。次々に湧いてくる雑念、煩悩を如何に小さく抑えるか・・・。

「簡単ではないけども、それでも、頑張ればできるかもしれない」

本を閉じながらそんなことを考えていました。

今週も澄んだ心で・・・皆様にも良きことがいっぱい起きますように。    
         
  額装の㈱アート・コアマエダ(店主)