日本人の顔

いよいよ11月。
充実した日々を過ごしておられることと思います。
お元気でしょうか。
古より「秋の夜長」「思索の秋」等と伝えられています。
落ち着いて考えるには、もってこいの季節ですね。   

そこで、ぼんやりとですが、日本人の顔について考えてみました。  

最近は「丸顔、小顔」が美の基準になってきていると思います。
顔の半分は前髪で覆われていて端は目に入りそうです。
余計な心配ですが気になります。    
男性にもその傾向を感じます。
興味がわいたところで
過去の日本人の顔は、どうだったのか。 
古い歴史写真集を調べてみました。
明治時代初期のころの顔写真ですが、    
共通点は、どうも馬面(うまずら)が多かったように思えます。
明らかに現代とは違うのです。      
最後の将軍 徳川慶喜    
政治家の大久保利通
土佐の武市半平太
長州の高杉晋作

 

まだまだありますが、
いずれも頑固で信念が強そうな骨相を感じます。
昭和では、三島由紀夫、林健太郎、羽仁五郎・・・。
今の相撲取りは、丸顔でポチャリ顔が多いようですが、
小生が子供の頃の強かった力士の顔は、
やはり馬面が多かったように思います。 

日本人の「顔」の変化は面白い。
昔の人が現代人の顔を見たら逆にどう感じるだろうか、と。
いろいろと想像を膨らませています。

短い秋をお楽しみください。 額装の㈱アート・コアマエダ(店主)